さゆisかわいいバスツアー① -出発-
眠れぬ夜を過ごしいよいよバスツアー当日がやってきた。
さゆに会う緊張や不安、隣の人や相部屋の人と仲良く出来るだろうかという不安、まず同年代の男ヲタがいるのだろうかという不安。お肉が1枚だったらどうしようという不安。様々な不安を抱えながらもとても楽しみでもあった。
駐車場に到着。
ヲタクがたくさんいる。しかしもちろん知ってるヲタクは誰一人いなかった。
恐る恐るX JAPANのロゴが入った完全に場違いなキャリーを預けバスに乗車。
隣の人に軽く会釈をし座席に座る。
流石にすぐに打ち解けられるわけもなく出発までTwitterをするりょーちん。
そして人数が揃いその時はやってきた。
出発!!
ついに、ついに始まってしまったバスツアー。
さゆに会うのはまだまだ先のため出発したのに未だに実感がわかない。
するとまもなくして添乗員さんの挨拶。
若い男性の方でした。空回りしたりもするけど凄く全力でノリノリで頑張っててとてもいい人でした。
そしてしおりやパスなどの配布物が配られる。
僕は目を疑った。
事前の日程表ではフルーツ狩りというざっくりした表記になっていたが、この時狩るものがいちごであることが明らかになった。
この時不安が最高潮に達した。
そう、りょーちんはいちごが嫌いなのである。
独特の酸味と食感が苦手でホールのケーキを食べる時も上に乗っかってるいちごはもちろん、スポンジの中に入ってるいちごも綺麗にくり抜いて弟にあげてたぐらいには嫌いだ。
そういう事もあってか我が家ではいつの日か誕生日などでケーキを買う際にはホールではなくカットケーキへと変わっていった。弟の誕生日などでホールを買う時でもりょーちん用にいちごの乗ってないチョコケーキを別に買ってきてくれてたりもした。本当にもうしわけなかったなと思う。
甘かった。あの道重さゆみ様と触れ合えるという夢のようなイベント。何も苦労せずして楽しめるわけがなかったのだ…。
でもこれはきっとさゆが課した愛の試練なのだ。
この試練を乗り越えずしてバスツアーを楽しむことなど決して許されることではないんだと自分に言い聞かせた。
しかしそうは言っても20年以上嫌いであり続けた食べ物だ、そう簡単に食べる勇気は出ない。葛藤。
て感じでいちご狩りの文字とにらめっこしてると「道重さんから1本目のVTRが届いてます」と添乗員さん。画面越しではあるもののついにさゆを見る時がやってきた…!
たぅ😭😭😭😭😭
念願の動いてるさゆ。もうこの時点で来てよかったと思った。このあとVTRより遥かにYAVAIイベントが鬼のように待ち構えてるとも知らずにVTRを見て満足してるりょーちん。
まずこの番組の名前を付けなきゃということで番組名を考えるさゆ。
そして考えた末、番組名が決まりました!
その名前は………
さゆチャンネル
いえええええい!!!!!!!
さゆ「わたしが皆さんの思ってることを代読?皆さんが考えてることを代わりに言うと、普通だな」
さすがさゆ、みんなが思ってることなんてお見通しです←
さゆ「でもこれは考えた故のこの名前で、シンプル・イズ・ベストという言葉があるように普通だからこその良さがあるんです」
とさゆチャンネルという番組名について熱く語るさゆ。
何の変哲もない誰でも考えれそうな番組名ではあるけどさゆチャンと略して呼んだり親しみやすい名前にしたいなどいろんな思いを込めて考えてくれたんだなぁと。
ちなみにさゆからのプレゼントとして用意してたのはハンドスピナー。
さゆ「もうみなさんに配られてると思うんですけど…」
ハンドスピナーを配る前にVTRを流してしまったからまだ貰ってないよ、さゆ(笑)
「ストレスの解消とかにもなるのでこれを回して時間をつぶしてくださーい!」
でそのハンドスピナーがこちら
うちの店のハンドスピナー販促コーナーで流してたヒカキンTVでの知識ぐらいしかないのだが2分半とか回るのもあれば数十秒で止まってしまう微妙なものまであってピンキリらしい。
でこのうさちゃんハンドスピナー試しに大体の時間をストップウォッチで測ってみると3分近く回った。
ググったら平均は4~6分て書いてあったけど触ったこともない初心者が初めて回しても3分回るなら結構良質なハンドスピナーだと思う。
普通のものでも数百〜1000円以上するようなちょっと高めのアイテムなのでアーティストグッズとして出すなら1500円とかで出してもいけそうな品なのに無料でお配りしてしまう気前の良さ。ありがとうさゆみん。
そしてさゆから改めて一日目の予定のお知らせ。
やっぱりいちご狩りなのである。
しかし、僕がいちご狩りに不安になってる中、さゆを見るととても楽しみそうに予定の話をしているではないか。
そんな姿を見て、さゆがファンを楽しませるために、喜ばせるためにいちご狩りを企画してくれたんだ、嫌いだなんて言っている場合じゃない。と必ずいちごを口にすることを誓った。
次はお土産紹介のコーナー。
シャボテン公園のお菓子といちごジャムでした。
そしてそのお土産の試食をかけてクイズのコーナー。
3問中2問正解で試食ができる。
さゆはなんと見事
全問不正解!!!
お土産試食ならず。
第1問「伊豆といえば川端康成の小説が有名ですがそのタイトルは『伊豆の○○』?」
さゆ「全然わかんなーい!でも小説なんですよね?」
小説だから正解したいと意気込むさゆみ。
答え「伊豆の踊子」
さゆ「こんなんわかるわけなーーい!!」
不正解で嘆くさゆもかわいいです。
第2問 「ブリーズベイ修善寺ホテルには意外なところに温泉があります。それはどこ?」
さゆ「えーー?カラオケとか?ホテルってカラオケとかあったりするじゃないですか。」
ブリーズベイホテルもびっくりな回答である。
さゆ「答えは何ですか?あ、めくっていいんだ」ペラッ
さゆ「えーー洞窟!?すごーーーい!!!!」
不正解なのに大興奮のさゆ。
さゆ「洞窟ってことはコウモリとかいるんですかね?」
洞窟=コウモリという安直な発想をしてしまうさゆ。とにかくかわいい。
この時点でお土産試食ならずなのだがここで特別に次正解できれば試食できるというよくあるサービス。
第3問 「ぼたん鍋のぼたんとはどの動物の肉?絵を描いて答えよ」
さゆ「これは普通の動物ですよね?えええなんか聞いたことある気がするー!」
そしてさゆが描いたもの。実物を見せてあげたいところですが車内限定VTRのため写真がないのが残念。一言で表すとするならば
画伯。
一応羊を描いたらしい。
グッズとかでは頑張ってかわいらしい絵を描いているけど実際はあまり得意じゃないのだ。
しかし1ヶ月1万円生活で全くの苦手で包丁も上手く扱えなかったさゆが毎日毎日頑張って後半ではちゃんと包丁を使えるようになってたりそういう姿に感動してさゆを好きになった僕は、絵も今まで苦手だけど頑張って描いてくれてたんだなぁとなんてことないクイズコーナーでより一層好きみが増してしまった。
ちなみに答えはイノシシ。残念。
さゆ「こここうすればちゃんと羊っぽく…」
さゆ、いくら上手に羊を描いたところで不正解だよ…。
結局特別に最後正解すれば食べれるというよく有りがちなサービスまでしてもらったにも関わらず全問不正解で試食できなかったさゆ。
そんなさ、不正解だったとはいえ高級品でも何でもない普通のお土産なんだからさ、食べさせてあげてもいいじゃない…
と思うりょーちんなのであった。
次は事前に募集していた質問に答えるコーナー。
モーニング娘。'17の日本武道館公演でサプライズ出演した時のお話。
辻ちゃんに触りたい触りたいと思ってたけど中々触りに行く勇気がなくて、でも1回触ってどうしようってなったというさゆ節全開のエピソード。想像しただけでかわいい。
そんな感じで1回目のVTRが終わってしまった。いつの間にか不安の感情は一切無くなっていた。楽しみが100%を占めた時間だった。
VTRのあとちゃんとハンドスピナーを渡され回して遊んだりTwitter除いたりしてると1回目のSA休憩。
到着して建物内に入るとびっくり。食堂とお土産屋みたいな感じのSAではなく綺麗な建物でロッテリアなどチェーン店も沢山あった。
北海道住みのワイ、こんなに施設が充実したサービスエリア初めてでテンション上がる。田舎者丸出しである。
車内で簡単に食べれるものということで今回はロッテリアを購入。チーズバーガーisJUSTICE。
そしていよいよいちご狩りの場へ行くのかと思いきや順調に走ってて時間が早いからと2度目の休憩場へ。
なんかわさびが有名らしい。わさびソフトなるものがあったが、寿司とかステーキとかで少量をいただく分には食べれる(回転寿司でちょっとわさび多いのに当たると減らす)ものの流石にメインで食べる勇気はなかったのでスルー。これはさゆ全く関係ないのでセーフ←
ぼっちなので撮る勇気なかったけどハメてみたかった…
セブンイレブンがあったのでここで晩酌用にお酒とおつまみを買っておいた。部屋の人と仲良くできるかな…
VTR以降さゆを摂取しないまま時間が過ぎたため若干不安がぶり返す。
そして2℃目の休憩が終わりバスはいよいよいちご狩り会場へ向かうのであった…。
To be continued…